『幽霊・妖怪画大全集』展。 [感想@ 2014年まで]
福岡市博物館所蔵『幽霊・妖怪画大全集』展。
横浜のそごう美術館(~9月1日)にて
開催中なので、しばらく前に行ってきました。
歌川国芳「相馬の古内裏(部分)」
この絵が見たかったので。
大きなパネルになって、お出迎えです。
入口に、飾ってありました。
幽霊やら怪談話は大の苦手なのに、
200年も昔の絵巻物だと、大丈夫みたい。
骸骨が、何ともユーモラス。
プロローグ「笑う骸骨」ってタイトルも、良かったなぁ、と。
第一章「幽霊画の世界」は、さらっとスルーでしたけども。
他は、妖怪系だったりで、意外と楽しめました。
思いがけず見られて嬉しかったのは、
伊藤若冲「付喪神図」。
付喪神がユーモラスで愛嬌あるようだし、
なんだかタッチも独特に感じられました。
若冲好きだから、なんだか得した気分。
・・・河鍋暁斎は、前期展示で見られなかったけど。
幽霊はあったけど(スルー)、付喪神図が見たかったんだよぅ。
あ、あと「百鬼夜行」も楽しかったです。
タイトルの上にも、ちょっとくだけた一言が添えられていて。
怖くなく、見られるように工夫してくれてたような気もします。
他にも便乗企画と銘打ち、
「YKI 48 総選挙」なることもやってまして・・・
「ビジュアル系ユニット・美YOU霊(美しさ、それは罪)」
「おどかし系ユニット・あなたにもタタリ隊(怖さがクセになる)」
「野獣系ユニット・妖ZOO∞(動物園には絶対いない)」
「天然系ユニット・妖怪戦隊ヒョウキンジャー(ツッコミいないボケばかり)」
「暴走系ユニット・チーム魍魎(どけどけえっ!)」
「一家に一匹ユニット・BEST PETS (ワシントン条約違反)」
こうしてみると、なんだか怖くない(笑)。
各チーム所属の八名には、各々に一言添えられていたけど、
それがまた何ともふざけてると言いますか、笑えてくる感じでした。
河童→ 「水きらすな」とか、豆腐小僧→ 「おつかい可」とか。
天狗らしきモノは、「元ヤンキー」になってるよ・・・。
詳細は、そごう美術館のホームページに載ってるらしいです。
結果も発表されるのかしら?
文字にしているうちに、気になってきました。
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