『ペーパーバード 幸せは翼にのって』 [感想@ 2014年まで]
『ペーパーバード 幸せは翼にのって』
Pajaros de Papel
監督: エミリオ・アラゴン
’10 スペイン / 123min.
1930年代、スペイン・マドリード。
内戦で妻子を失った喜劇役者ホルヘは、誰にも言わず姿をくらます。
1年後、劇団へ戻った彼は、相方エンリケと再会すると共に、
戦争で両親を亡くした孤独な少年ミゲルと出会うことになる。
亡き息子ラファと同じ年頃のミゲルに対し距離をとろうとするが、
ホルヘに懐き、芸を教えてくれと頼むミゲル。
ミゲルに対しても次第に心を開き始めたホルヘだったが、彼は
姿を消していた1年間の事で、軍事政権から目を付けられていて・・・
ちょうど一年前に観たらしく。
下書き保存になってたので、そのままアップ(汗)。
涙、涙、涙。
・・・そんなラスト。
ミゲルをみると、亡き息子を思い出してしまうホルヘ。
ゲイらしく、それを知る軍人から差別されるエンリケ。
もう少し早く、決断していたら・・・
もう1人女の人が加わって。
いびつな形の家族が1つ。
血が繋がらないからこそ、
己の血縁を持てないからこそ、
そして何より、孤独だからこそ。
出来上がる「家族」の形が好きだと思う。
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